No.026:Panasonic純正バッテリー交換

レストア日記

遅ればせながら最後の仕上げとなるバッテリー交換です。

レストア作業完了の少し前に購入しましたが、電動アシスト自転車のバッテリーって高いと思いませんか?すっかり予算オーバーです(涙)

今回購入したバッテリーは「NKY450B02B」8.9AhのモデルでYhoooショップで¥33,890でした。
今までにかかったレストア費用のパーツ代が¥35,538なのでほぼ同じです。

最終的なレストアパーツ代を計算してからの購入なので、かなり躊躇してしまいました。
なぜならバッテリーを交換するとハリヤの新車価格を上回る出費になってしまうからです。

しかし、現状のバッテリは長押し2点灯※1なので、坂の多い自宅周辺ではかなり心もとない状態です。
やむなくステムやハンドル周りを注文すると同時に勢いでポチっとしました。

※長押しとは「バッテリー残量」を確認するボタンを長押しすると、「学習容量」と言われるバッテリーの実力を示すLEDが点灯する確認方法です。
新品時は5/5で点灯し、バッテリーの性能低下に伴って4/5,3/5と下がっていきます。
詳しくはPanasonicサポートページに記載されているので気になる人はチェックしてみてください。

Panasonicよくある質問→バッテリーの「押す」ボタンを長押したらバッテリーの劣化状態がわかるのですか?

バッテリー交換

現状のバッテリー

「押」ボタンは通常はバッテリー残量を確認するボタンですが、長押しすることでバッテリーの劣化状態を確認できます。

新品バッテリー

くぅ〜高かった。。。
これ一つで今までのレストアパーツ代と同じ金額だもんな〜。

 

箱から出すとこんな感じ。
バッテリー本体に保証書など。

Panasonic純正リチウムイオンバッテリー黒 NKY450B02B
¥33,890 Yahooショッピング
詳細はこちら

新旧比較

左が新品。右が現状のバッテリー。
現状のケースはかなり使い込まれます。

 

型番は「NKY380B02」の後継モデル「NKY450B02B」です。
このモデルから容量が少しアップして8.9Ahになってます。
防犯登録に行った際「サイクルベースあさひ」の店員さんとバッテリーの話をしていたら、新品で買った直後なのに「出来るだけ大容量の方が良いですよ!」とアドバイスされた。

でも12Ahとか13.2Ahだと大体6,000円くらいアップするし、既に予算オーバー感が半端ないレストア作業で6千円差は痛い出費。
実は買う時に検討したけど諦めたKOSAPでした(^^ゞ

それはさておき、なぜ大容量が良いかというとバッテリーの容量が大きいほど充電回数が少なくて済むというメリットがあるらしい。
リチウムイオンバッテリーは充電“回数”で劣化していくので、結果的にバッテリー容量が大きいほど充電回数が減少し寿命が長くなるとのこと。

なるほどそういうメリットがあるのかと関心しましたが、はやり予算が。。。。

バッテリー交換まとめ

自転車用バッテリーはやはり高価な代物。
乾電池のように気軽に買い換えるモノではない。

PanasonicのWEBサイトを見ると、700〜900回の充電で寿命が半分になるらしいので、すぐに買い替えが必要な訳ではないけど消耗品として考えた時、数年に一度訪れる出費としては高額な消耗品ではないでしょうか。

なので僕は出来るだけ安く入手しようと思い色々調べたけど、楽天、Amazonなど、ほぼどこも同じ金額でした。
その中でも僅かに安いと感じたYahooショッピングで購入しましたが、他にも選択肢がなかった訳ではありません。

(選択肢1)再生バッテリー
これは寿命が来たバッテリーを専門業者に送って、中のセルを交換してもらうという方法。
これだと大体1万くらい安くなるけど、送ってから戻ってくるまでに1ヶ月くらいかかるらしい。
バッテリー本体(長押し1点灯とか)を中古で安く買って再生依頼し、メインと合わせて2本体制だと初期コストは増加するけど、バッテリーにとっては理想的な運用ができるかも。

(選択肢2)互換バッテリー
これも純正より大体1万円くらい安くなります。
僕が見た互換バッテリーはサムスンセル採用で13.2Ahだったけど、ケースが1.5倍くらいの大きさでした。
レビュー見ると「充電器にフィットしない」「突然残量がなくなる」など、ネガティブなコメントが多く見受けられました。

当初は自分でケースを分解して、中身のセルを中華製とかに交換できないものかと調べてみましたが、どうやらこのバッテリーは鉛バッテリーとは全然別物で、バッテリー自体を制御する基盤なんかも一体となっているので、セルの交換には高度な知識や道具が必要とされる代物みたいです。
ハンダ付けで!とか思ってケースを開けるととんでもないしっぺ返しをくらいます。

そもそもリチウムイオンバッテリーは発火や爆発の危険性がある電池なので、ここは黙って純正を選択するのが正解だと思いました。

あとは購入したバッテリーを少しでも長く使う為に、充電回数を減らす努力が必要でしょう。
僕は下りと平地は電源OFFにして、バッテリーは使い切ってから充電するようにしてます。

とはいえまだ充電2回目ですけどね(笑)
そのうち横着するようになるんだろうなと未来予想してます。

ではでは、今回はここまで!

 

ここまでにかかったレストア費用(パーツ代)
合計¥69,428 ここで一気に跳ね上がったレストア費用!

→レストアにかかった費用の合計はこちら!

コメント

  1. 通りすがり より:

    ハリヤブログ、一通り楽しませていただきました。
    電アシのチェーンリング交換やその周辺の劣化に興味があったので参考になりました。

    ついでですが、リチウムイオン充電池は熱に弱いです。
    私もそうですがニッカド充電池を触っていた世代は「壊れたセルだけハンダ付けで交換しよう」と考えがちですがダメです。
    リチウムイオン充電池のセル交換はスポット溶接がベター。
    その溶接機もリチウムイオン充電池を電源にした自作記事が良くありますので、楽しむのもあり(当然、自己責任で。そして充電池沼へ…ブクブクブク。

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