いよいよレストア作業は最終段階に入ってまいりました!
今回はずっと気になっていたトップチューブをリペアしていきます。
トップチューブの現状
中途半端に剥がれたステッカー跡が汚い。
どうしてこうなったんだろうと思う程の細かなヒビ割れ。
ヒビといっても塗装の上からコートされているクリアだと思いますが、経年劣化でこんなに酷くなるかな〜?
リペア方針を決める
最新のハリヤは分かりませんが、この年代のハリヤの白はパール塗装になっていて、単純な部分塗装はちょっと難しい感じです。
パール塗装とは真珠のような光沢のある塗装で、白を塗った後に半透明乳白色のパールコートを吹き付けて仕上げてあるので、そもそも色を合わせること自体難しいんです。
自分の車はパールホワイトで、以前ボンネットに飛び石を食らって5mm程度の小さなキズが出来ました。
その時自分でリペアしようと挑戦しましたが、結局失敗してプロに依頼することになり、ボンネット全面塗装という結果になりました。。。。
パールホワイトのキズを見ると、今でもあの時の悪夢が蘇ります(笑)
ヒビ割れがどの程度の深さに達しているかによってリペア方針が変わります。
1/100mm程度の浅いヒビであれば表面を削ることで、元の状態に近くすることが出来ますが、写真を見る限り結構深いと思われます。
恐らくパールコート層は完全に貫通してるでしょうね。
フレーム全塗装しちゃえ!
という悪魔の囁きも聞こえてきますが、取り敢えず表面を削ってみてキズが消えたらそれでOK!
駄目ならラッピングシートでリペアすることにします。
全塗装したら確かに新車の輝きを取り戻しますが、あまりにも手間がかかりすぎる!
トップチューブだけ別の色に塗装するという選択肢もありますが、最近では車のカスタムでもラッピングシートが流行ってるので、その方向でリペアしていきます。
ステッカー跡をキレイにする
カーボンヘラとジッポオイルで汚く残ったステッカー跡を剥がしていきます。
なんかアルミのステッカーっぽいですね。
何が貼ってあったんだろうと思いながらコツコツ作業を進めます。
作業すること数十分。
古いステッカー跡はすっかりキレイになりました。
こうして見ると、ステッカーが貼ってあった所とそうでない所の違いが歴然としてますね。
この塗装の劣化は紫外線かな〜?
ダメ元で1000番の耐水ペーパーで劣化した塗装を削っていきます。
やっぱり駄目でした。。。(´;ω;`)
ヒビ割れが消えるまで塗装を削ると下地が出てしまいました。
こうなったらラッピングするしかなさそうですね。
ラッピングシートを購入
ホワイトカーボンのラッピングシートを購入してみました。
まずトップチューブのサイズを測って、パソコンで図面を作成!
シートに型紙を貼り付けて切り抜いていきます。
曲がらないように慎重に貼り付けましたが、トップチューブの横に回り込む様に作ったのが失敗かな?!
どうもデザイン的に納得がいきません!!
ここってちょうど乗ってると見える所なんで、キズだらけよりはマシですが、、、、。
一応これで完成にしますが、後日自分が納得できるように作り直します!
購入パーツ類
ラッピングシート
高品質ハイグレード 3D リアル カーボンシート 152cm×30cm シールステッカー 白 ホワイト [TARO WORKS]
¥680 Amazon
詳細はこちら
では今回の作業はここまで!
<一言コメント>
劣化した塗装を削ったり、ステッカー剥がしたり、図面を書いたりと面倒なことが多くありましたが、どれも難しい作業ではないので★2つ
※難易度はド素人の管理人が主観的に感じた難易度を★最大5個で表します。
★:楽勝
★★:簡単な軽作業
★★★:手順を調べる必要あり
★★★★:慎重に作業すべし
★★★★★:マジか!超苦労するんですけど!
そろそろ完成が見えてきた!
次回乞うご期待!
コメント