今回はブレーキと変速機周りの点検をします。
シフターとディレイラーの点検
まずシフターですが、上の写真の通り本来シフトポジションが見えるはずの窓が曇って見えなくなってます。
見えないだけなら良いのですが納車直後に試乗した際、グリップシフトが固くて7〜4速までの3段分しか変速できませんでした。
これはずっと長いこと乗ってなかったっぽい。。。(汗)
自転車ド素人なので、とりあえずネットを活用し情報収集!
変速機不調の主な原因
- シフトワイヤーもしくはアウターケーブの錆や潤滑油切れ
- チェーンの伸び
- ディレイラーの故障もしくは調整不備
原因はこんな感じみたいです。
ちなみにディレイラーもご覧の通り汚れ放題。
手で動かすと動きも悪いように思えます。
今回は外しませんが、交換対象だと思うので後日ディレイラーの交換記事はアップしたいと思います。
ブレーキ周りの点検
ブレーキも納車直後に試乗した際、フロントブレーキが引きずってキーキー鳴いてました。
リアブレーキは問題なさそうですが、フロントはVブレーキのセンターが出てないようで、右側が片効きしてるみたいです。
あと、ブレーキの遊びが前後ともかなりあり、レバーを握るとグリップに当たってしまうくらいあります。
しかも転倒したのでしょうか、右フロントブレーキレバーが曲がってます(T_T)
レストアの邪魔になるので取り外す!
レストアを進めるにあたり、ハンドル周りのパーツは邪魔なので取っ払っちゃいます。
ちなみに分解方法はネットで検索して調べました。
1:グリップを外す
千枚通しをハンドルバーとグリップの隙間に差し込みます。
グリップとハンドルバーの空いた隙間にスプレーで水を吹き付けゴムの滑りを良くしていくとスポッと抜けます!
こんな感じ♪
さぁ〜どんどんバラして行きましょう!
2:シフターを外す
グリップシフトは裏側の六角ボルト1本で固定されていたのでレンチで緩めてスポっと抜き取ります!
う〜ん汚い!(笑)
3:ブレーキレバーを外す
ブレーキレバーも裏側の六角ボルトを緩めるだけでスポっと外れます!
次にレバーからワイヤーを外しますが、その前にVブレーキ側のワイヤーを外しておきます。
ロープ固定ボルトを六角レンチで緩めます。
固定ボルトが緩んだらワイヤーをVブレーキから取り外せます。
これでワイヤーにテンションがかからない状態になるので、今度はブレーキレバーからワイヤーを外します。
アジャスターの溝を一列に揃えて、ワイヤーをアジャスターから外します。
写真の様にレバーにワイヤーが引っ掛けてあるので、ラジオペンチ等で外すとブレーキレバーは完全に車体から外れます。
ここまでの作業でグリップ、シフター、ブレーキレバーの全てが外れました!
ハンドルバー周りは錆は見当たりませんが、汚れやキズなどが目立ちますので、後日ここも綺麗にリフレッシュしていこうと思います。
外したパーツの点検
外したパーツを見ていきましょう!
ブレーキレバーとケーブル
パッと見洗浄して塗装すれば使えそうな気がしますが、、、、。
右(上)がご覧の通り曲がってます(T_T)
曲がっていても使えないことはなさそうですが、洗浄して磨いて塗装して曲がりを修正してとやってるとかなり時間がかかりそうです。
アルミは一度曲がったり金属疲労が生じると折れやすくなるので、これはブレーキレバーは交換ですね〜。
ブレーキワイヤーのアウターケーブルが破れて錆びてます。
これも交換ですね〜♪
シフターとシフトアウターケーブル
ワイヤーの先に付いてるエンドキャップをワイヤーカッターで切断してアウターケーブルから抜き取りました。
ワイヤー自体に目立った錆は見られませんでしたが、経年劣化で細かなヒビが生じたシフターの窓は補修することが困難ですね。
結構目立つ箇所だしシフターも新品に交換することにします。
こちらはシフトアウターケーブル。
ご覧の通りアウターケーブル内が錆びてたのでコイツも交換です!
シフター外すついでに車体からアウターケーブルも抜き取りました。
シフト操作の固さはこれも原因かもしれませんね!
<一言コメント>
分解作業自体は難しくはありませんが、一応構造をちゃんと確認して作業したので★2個
※難易度はド素人の管理人が主観的に感じた難易度を★最大5個で表します。
★:楽勝
★★:簡単な軽作業
★★★:手順を調べる必要あり
★★★★:慎重に作業すべし
★★★★★:マジか!超苦労するんですけど!
まだまだ先は長いけど次回乞うご期待!
コメント