今回は白濁したチェーンカバーをリペアしていきます。
本当は格好悪いからチェーンカバーなんか付けたくないんですが、電動アシスト自転車の場合は、チェーンリング周りがゴチャゴチャしてて、元々見せる為に造られてないから、チェーンカバー外しただけだと格好悪いんですよね〜。
ロードバイク用のクランクセットを装着して見た目を格好良くするカスタムもあるようですが、コンセプトは「街乗り快適!&元パーツを活かす!」なんで、この白濁したカバーもリペアしてきます。
チェーンカバーリペア
割れやヒビがないか点検する
外したチェーンカバーは、経年劣化したウレタン樹脂特有の白濁に覆われています。
しかも小傷がいっぱいで、中途半端に剥がれたステッカーが「オターアシスト+」になってるし(笑)
ただ幸いなことにどこも割れてはなさそうです。
車体側はどえらいことになってます(笑)
ハリヤの心臓部とも言えるところが酷い汚れです。
こちらはまた後日作業するので、とりあえずチェーンカバーを仕上げます。
まずは洗浄
「キッチン用マジックリン」で油汚れを浮かせてナイロンブラシとスポンジで汚れを落とします。
リペア開始
ここでいきなりガスバーナーの出番です!
これはカセットボンベに装着するタイプでAmazonで¥1,150で買ったヤツです。
チェーンカバーの剥がれかかったステッカーを慎重に剥がしてから樹脂表面を炙って溶かします。
すると!
なんということでしょう!
黒々としたツヤが復元されました!ちょっとムラがあるけど(笑)
YouTubeで「ウレタンバンパー 白濁」とかで検索すると動画がヒットするこの方法、バーナーで炙ることで表面が少し溶けて「劣化→白濁」した樹脂パーツを蘇らせることが出来る裏技です。
ウレタン樹脂用ワックスとかでもキレイになりますが、時間が経つとまた白くなので今回は下処理としてバーナーで炙ることにしました。
この状態からウレタン樹脂ワックスで仕上げると、ワックス効果が薄れても以前ほど酷くはなりません。
ご覧ください!このピカピカ!
最後に車で使ってるWAKOSのスーパータイヤコートで仕上げました。
このケミカルは少し高いだけあって効果がかなり長持ちします。
しかも時間経過しても酷い白濁になることもありません。
並べて見ると一目瞭然!
これにてリペア完了!
今回の作業はここまで!
<一言コメント>
バーナーの炙り方にちょっとコツがいるけど、カバーの脱着などネジ1本なんで楽勝です。
※難易度はド素人の管理人が主観的に感じた難易度を★最大5個で表します。
★:楽勝
★★:簡単な軽作業
★★★:手順を調べる必要あり
★★★★:慎重に作業すべし
★★★★★:マジか!超苦労するんですけど!
まだまだ先は長いけど次回乞うご期待!
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