歯飛び修理その2でチェーンリングとアシストギヤの交換が終わり、買っておいた新品チェーンを取り付ける日がやってきました!
今回の作業でディレイラーも新品交換するので、これでようやく歯飛び修理が完了します!
チェーン交換
ハリヤの純正チェーンのリンク数は126コマです。
一般に市販されているチェーンは114〜118リンクなので、シマノの7段用116リンクのチェーンを2本購入しました。
チェーンはシマノ以外にも、FSCやKMCといったメーカーの製品がありますが、切って繋ぐ必要があるので無難なシマノ製「CN-HG40」にしました。
用意した工具
チェーン交換に必要な工具を用意しました。
- 六角レンチ(ディレイラー取付用)
- チェーンカッター
- ビニール手袋(本当は軍手とかの方が良いと思います)
チェーンをカットする
チェーンカッターをチェーンに取り付けて、写真のようにカッターのハンドルを回していくと、カッターのピンがコネクティングピンを押し出す様にして外れます。
ちなみにチェーンはチェーンリングから外してしまった方が楽に作業できます。
左の写真が押し出されたコネクティングピン。
右の写真が切断されたチェーン。
後はスルっとチェーンを抜き取ればチェーンの取り外し作業は完了。
外したチェーンは有り得ない方向に曲がるし!
どんだけ摩耗してんだ!(笑)
ハリヤ用チェーンを作成する
今回購入したチェーンはシマノ製「CN-HG40(116リンク)」と予備のコネクティングピン(3個入り)です。
チェーンのグレードはシマノの一番下なので、シルバーにピカピカ光るチェーンではありません。
なにせ初めての作業なので、高いチェーンを買って失敗しても嫌なので練習用ということで!
箱から出すとこんな感じです。
ここにもコネクティングピンが1個付属してますが、失敗したら再利用できないので予備(3個)を買っておきました。
購入したチェーンは116リンクなので、ハリヤ用に126リンクのチェーンを作成する必要があります。
そこでまず新品のチェーンから10リンク分カットします。
新品の116リンクに先程カットした10リンク分のチェーンを繋いでいきます。
写真の様に付属していたコネクティングピンを手で差し込めるところまで入れて、チェーンカッターにセット。
セットしたらカッターのハンドルを回して締め込んでいきます。
コネクティングピンにはガイドがついているので、規定位置までコネクティングピンを押し込んだら、はみ出したガイドをプライヤー等でポキっと折ります。
さて、これでハリヤ用の新品126リンクのチェーンが完成しましたが、古いチェーンと見比べてみることにします。
古いチェーンのリンク数も数えたら126だったので、どちらも同じリンク数ですが4リンク分も伸びてました…。
まぁ〜これじゃ〜歯飛びするよねって感じです。
ディレイラーを交換する
せっかくチェーンを切ったタイミングなので古いディレイヤーも交換していきます。
ディレイラーは六角レンチで簡単に外すことが出来ますが、写真では既にチェーンとシフトワイヤーが外れている状態です。
ディレイラーだけ交換する場合は、シフトワイヤーを外す→チェーンをカットしてからディレイラーを取り外すという流れになります。
交換用に購入したディレイラーはシマノ「ALTUS RD-M310」。
恐らく元から着いていたディレイラーと同じシリーズかと思います。
新品との比較ですが一目瞭然ですよね!
ディレイラーも長く使っているとギアの歯が摩耗して変形するようです。
右側のギヤはかなり尖ってますね。
取り付けはチェーン交換の数日前、自転車を裏返しにしていた時に作業したので、写真では上下逆になってます。
ディレイラーを交換した後は、シフトワイヤーを繋いで調整が必要となりますが、調整の記事は後日ディレイラー調整としてアップします。
チェーンを装着する
では出来たてホヤホヤのハリヤ用126リンクチェーンを装着していきます。
まずは後輪側から通していくことにしました。
チェーンはスプロケの7段に合わせて、Sの字を書くようにディレイラーに通します。
次にチェーンリングとアシストギアにチェーンを通していきます。
チェーンリングにチェーンを数リンク引っ掛けてペダルを回すとス〜っと入っていきます。
繋ぎ目にコネクティングピンを差し込み仮止めします。
外す時とは違いディレイラーによるテンションがかかっているので、引き寄せながらコネクティングピンを差し込みました。
ピンを入れた後は手を離しても大丈夫。
チェーンカッターでコネクティングピンを押し込み繋いでいきます。
ピンを規定位置まで押し込むと、飛び出したガイド部分をペンチ等で折ってしまえばチェーン交換作業完了!
歯飛び修理完了
これでようやく歯飛び修理完了です!!
後ろのパンダも喜んでくれてたりして(笑)
駆動系?の消耗品パーツは全て新品に交換したので、もう「歯飛び」は完治したと思います。
これでまだ歯飛びするようだとパーツの選択が間違っているとか、予想外の箇所が壊れているとか、、、想像しただけで怖くなります。(笑)
本来この一連の作業はパーツさえ揃っていれば1日で完了する作業ですが、ベアリング欠如、ハブ軸の曲がりなど予想外のトラブルのおかげで1週間以上かかってしまいました。
その間パーツが到着するのをじっと待っていた訳ではなく、車体をキレイにしたり、他に出来るとことをコツコツやっておりました。
ご覧ください!この努力の成果を!
睡眠時間を惜しんで磨き上げ、ようやくここまできました!
一番手間のかかるレストア部分が終わったので峠を超えた気分です。
購入パーツ類
ディレイラー
シマノ(SHIMANO) リアディレイラー ALTUS 7/8スピード直付タイプ RD-M310-L ブラック ERDM310DL
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チェーンとコネクティングピン
シマノ チェーン 116リンク CN-HG40 ICNHG40116L
¥1,674(2個) Amazon
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シマノコネクティングピン 6/7/8スピードナローチェーン用 3個入り ブラック
¥637 Amazon
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では今回の作業はここまで!
<一言コメント>
チェーンの交換作業はさほど難しい作業ではありませんが専用工具が必要です。
あとリンク数のことやチェーンの種類など色々調べることがあったので★3つ。
※難易度はド素人の管理人が主観的に感じた難易度を★最大5個で表します。
★:楽勝
★★:簡単な軽作業
★★★:手順を調べる必要あり
★★★★:慎重に作業すべし
★★★★★:マジか!超苦労するんですけど!
まだまだ先は長いけど次回乞うご期待!
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