前回「No.010:歯飛び修理完結(チェーン&ディレイラー交換)」でディレイラーの交換が終わりましたので、今回はシフターとシフトケーブルを交換します。
現状のシフターとシフトケーブルは「No.005:ブレーキレバーとシフターの点検」で取り外していますので、お時間ありましたらそちらもご覧ください。
シフター(変速機)交換
用意した工具
シフター&シフトケーブル交換に必要な工具を用意しました。
- プラスドライバー
- 六角レンチ
- プライヤー(※バイスプライヤーで作業しましたが、普通のペンチでもOK)
- ワイヤーカッター
- 千枚通し
シフターを外す
シフターを取り付ける
今回購入したシフターはシマノ「SL-M310-R 7S」です。
このシフターのコンポーネントは「Acera」「ALTUS」と兼用になっているようで、ディレイラーを「ALTUS」にしたので相性は問題なさそうです。
ちなみにブレーキレバー交換の記事でも書きましたが、このシリーズには右ブレーキレバーがシフターと一体になっている「ST-T4000-R」や「ST-M310 」等のモデルがありますが、どうもリア7速モデルがなさそうだったので諦めました。
開封したシフターがこちら。
古いシフターはグリップ式でしたが、ラピッドファイヤープラス・シフトレバー に変更しました。
大した理由はないんですが、製品の特徴を調べるとレバーを押し込むと3段一気にシフトダウンできるようで、お値段も控えめだったのでコレにしました。
では作業はじめて行きます。
まずシフターをハンドルバーに装着。
後程グリップを付ける時に位置調整しますんでとりあえず仮止め。
取付はいたって簡単。六角レンチ一本で取付できます。
ちなみにこの作業、ブレーキレバー交換と同時に行ったので写真も共通だったりします。
新旧シフターの比較。
いや〜やっぱり新しいシフターの方がスマートでハンドル周りがスッキリしますね!
シフトケーブルを取り付ける
古いシフトケーブルの長さを測って、ネットで検索するとちょうどコレがヒット。
「Shimanoロード自転車シフトケーブルセット – ot-sp40 」です。
開封するとセットの内容はこんな感じ。
シフトワイヤーが2本もついてるんですよね〜。
今回はアウターケーブルしか使わないけど(^_^;)
これで¥743は安い気がするので1年に1回交換でも良いと思うんだけど、前のは錆びてたから外したけど、普通の人はあまり気にしないのかな〜?
シフト重くなるのにね。
まずアウターケーブルをフレームのガイドに通していきます。
正しい手順は調べてないので分かりませんが、先にアウターケーブルをフレームにセットしてからシフトワイヤーを通しました。
ここがちょっと通し辛かった(^_^;)
チェーンリング外した時に作業しとけばよかったと思うけど、ひょっとしたらリア側から通せば楽だったかと終わってから思ったりして(^^ゞ
シャキーン!!
そびえ立つシフトケーブル!
合計6箇所のガイドを通してついにディレーラーまでたどり着きました。
早速セットが完了したアウターケーブルにシフトワイヤーを通します。
シフトワイヤーは元々シフターに付いていたので、そのままズボっと差し込んでいきます。
アウターケーブルにシフトワイヤーを通したら、次は写真の位置にあるアジャスターの穴にワイヤーを通します。
アジャスターを通過したら次はロープ固定ボルトにセットします。
この時、シフターはトップギヤにポジションしておき、スプロケットのチェーンもトップギヤに入っていることを確認するんですが!
ディレイラーの位置はトップギヤにぴったり合ってますが、ご覧の通りチェーンが付いてません!(笑)
なんせフルレストアの途中なんで、色々段取りがありまして(^^ゞ
ということでひとまず固定ボルトを締めて、ワイヤーを切断。
最後にエンドキャップを装着して取付完了とします!
チェーンを付けたらディレイラーの調整を行っていきますので、後日ディレイラー調整としてアップします。
購入パーツ類
シフター
シマノ SL-M310 右レバーのみ 7S ESLM310R7AT
¥2,111 Amazon
詳細はこちら
シフトケーブルセット
Shimanoロード自転車シフトケーブルセット
¥743 Amazon
詳細はこちら
では今回の作業はここまで!
<一言コメント>
シフトケーブルの取り回しなど事前にちゃんと調べる必要があるので★3つ
※難易度はド素人の管理人が主観的に感じた難易度を★最大5個で表します。
★:楽勝
★★:簡単な軽作業
★★★:手順を調べる必要あり
★★★★:慎重に作業すべし
★★★★★:マジか!超苦労するんですけど!
そろそろ完成が見えてきた!
次回乞うご期待!
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